矯正治療中にやってはいけないことはある?矯正装置ごとの注意点や対処法を解説

      2025/05/20

蒲田の矯正歯科、のびのび歯科・矯正歯科で矯正治療中にやってはいけないことについての解説

こんにちは、蒲田の矯正歯科、のびのび歯科・矯正歯科です。

2年から3年ほどの期間をかけて歯を徐々に動かしていく歯列矯正治療。その治療過程では、整った歯並び・かみ合わせを目指すために、さまざまなことに注意する必要があります。
本日は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正それぞれの治療中に避けるべき行動や注意点を解説します。

 

ワイヤー矯正中にやってはいけないこと

硬い食べ物を食べること

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ワイヤー矯正中に気を付けたいことの一つが、硬い食べ物を食べることです。
硬い食べ物は、かむ際の衝撃によって矯正装置を壊してしまったり、歯に強い負担をかけたりします。
特におせんべいやナッツ類、リンゴやニンジンなどの丸かじりは矯正装置を破損してしまう可能性が高いため控えましょう。リンゴやニンジンなどの硬い食べ物を食べる場合には、あらかじめ小さくカットするか、すりおろしたりやわらかく煮たりして食べるようにしてください。
また、咀嚼時には奥歯を使い、前歯でかむことを避けることで、装置へのダメージを減少させることができます。

硬い食べ物を避けたほうがいいのは、装置の破損を防ぐためだけでなく、痛みを予防するためでもあります。
もともと矯正治療は、歯を動かす力により多少の痛みを伴います。そこにさらに硬い食べ物の咀嚼による痛みが加わると、矯正治療自体に強いストレスを感じることにもなりかねません。
少しの間食べるものにも気を遣うことが、矯正治療期間中のストレスの軽減と、治療期間を長引かせないことにつながります。

 

粘着性が高い食べ物を食べること

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粘着性の高い食べ物を食べることも、ワイヤー矯正中に注意すべき点です。
例えば、ガムやキャラメル、お餅といったものは、装置に絡みついて取れなくなる可能性があり、装置が外れたり、歪んだりしてしまう原因となります。

もしもどうしてもガムを楽しみたいのであれば、歯科医院で販売されている歯科専用のガムを選ぶようにしましょう。
また、ソフトキャンディは舐めて溶かす、お餅は表面を軽く焼いた一口サイズにする、などの方法でリスクを減らしましょう。

 

着色しやすいものを食べること

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着色しやすい食べ物や飲み物は、矯正中に特に注意が必要です。
カレー、コーヒー、赤ワインなどは、装置のプラスチックやゴム部分への色移りの可能性があります。矯正治療の経過自体に影響はありませんが、装置が目立って見た目が悪くなってしまい、心理的なストレスにもなりかねません。
これらの着色しやすい食べ物はできるだけ控えるか、直後に口をすすぐといった習慣を持つことで色移りを防ぐようにしましょう。

 

歯磨きを怠ること

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ワイヤー矯正中の歯磨きは、通常時以上に重要です。装置が歯に取り付けられた状態は食べ物の残りや歯垢が溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高い状態です。
通常の歯ブラシに加え、ワンタフトブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロス、マウスウォッシュといった補助グッズを取り入れた細かいケアに努めましょう。
また、外出中などのできる口腔ケアが制限される場合でもうがいはするようにするなど、口腔ケアを習慣化することが大切です。

 

激しいスポーツをすること

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ワイヤー矯正中にスポーツを楽しむ際は、ボクシングや格闘技のような口元に直接衝撃が加わる可能性のあるスポーツは避けるようにしてください。
矯正装置を付けた状態でのスポーツは、装置の破損や口周りの怪我につながります。
矯正治療期間中もスポーツを続けたい方は、歯科医師と相談し、防具の一環としてマウスピースを作製することができるか問い合せてみましょう。

 

マウスピース矯正中にやってはいけないこと

マウスピースを装着しながら食事をすること

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食事や飲み物を摂取する際にはマウスピースを外し、食後にしっかりと歯磨きをしたうえで洗浄後のマウスピースを再度装着することを習慣化するようにしてください。
マウスピースを付けたまま食事をし、食後もマウスピースを装着し続けることで、虫歯や歯周病のリスクが上がってしまいます。
特に、糖分や酸の多い食品や飲み物は、虫歯や歯周病のリスクを高めてしまい、治療の継続に悪影響を与える可能性がありますので、装置を外すことを徹底しましょう。
また、水以外の飲み物についても、装着中には避けるようにしてください。

 

歯磨きを怠ること

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マウスピース矯正においても、歯磨きは必須です。
マウスピースと歯との間に歯垢や細菌が蓄積しやすいため、歯磨きを怠った状態で装着を続けると、虫歯や歯周病を引き起こす原因となります。
外出時にはすぐに歯磨きができないこともあるかと思いますが、その場合でも可能な限りうがいをして汚れを除去しておくことが大切です。
また、そのような際は帰宅後に丁寧に歯磨きを行い、清潔な状態を保ちましょう。

 

装着方法や保管方法を守らないこと

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マウスピース矯正を計画通りに進めるためには、正しい装着と保管方法を守ることが重要です。
マウスピースがぴったりとフィットするように装着し、使用していないときは専用ケースに保管し、破損や紛失を未然に防ぎましょう。
また、装着時間や交換時期を守ることも欠かせません。
装着時間や交換時期を守らない場合、歯の動きと装置の形状にズレが生じ、想定通りの治療結果が得られない可能性が出てきます。

 

矯正治療中に大切なこと

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矯正治療を計画通りに進め、整った歯並びとかみ合わせを得るために、定期的な通院は欠かせません。
定期的に矯正装置や口腔内のチェックを受けることで、矯正治療が予定通りに進んでいるか、装置の状態に問題が生じていないかをしっかりと確認してもらうようにしましょう。
また、治療に関する不安や疑問を抱えた場合には、早めに歯科医師に相談してください。
そうすることで問題が大きくなる前に対処することができ、後々の口腔内トラブルや矯正治療の中断を避けやすくなります。

 

まとめ

矯正治療は長い時間を要する治療法ですが、そうして得た整った歯並び・かみ合わせは虫歯や歯周病のリスク低減、口元の美しさ向上、発音や咀嚼のしやすさなどさまざまなメリットをもたらします。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正のそれぞれの特徴と注意点を理解し、矯正治療を順調に進めていきましょう。

 



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